-
ラーメンの種類と系統
おろちょんラーメンとは何か|網走の火祭りが名付けた辛味噌ラーメンの由来と全国の名店3軒
真っ赤なスープの上に、ピーマンとキクラゲが浮かんでいる。レンゲですくうと味噌の香りが立ち上り、一口飲んだ瞬間に額に汗がにじむ。看板には見慣れない四文字――「オロチョン」。ラーメン屋の暖簾をくぐって初めてこの名前に出会うと、たいていの人が同... -
ラーメンの種類と系統
BUTAKIN(ブタキン)が二郎系で急伸した理由|微乳化スープとほぐし豚の秘密
券売機の前で固まった経験はないでしょうか。「ミニ」と「小」が同じ値段で並んでいて、その横には「超特大」という不穏な四文字がある。店員さんは無表情で「ニンニク入れますか」と聞いてくる。二郎系の初見殺しは、味ではなく入口の設計にあります。 BU... -
ラーメンの種類と系統
壱角家はなぜ128店舗まで増えたのか|スープ30分の秘密と家系での立ち位置
駅前を歩いていて、赤い看板に「横浜家系ラーメン 壱角家」の文字を見かけたことがある人は多いはずです。深夜でも明かりがついていて、券売機の前にサラリーマンと学生が並んでいる。あの光景は今や東京の風景の一部になりました。ところが「壱角家って結... -
スープ・タレ・味の違い
ラーメンのかえしの作り方を極める|醤油5対1対1の黄金比と1週間の熟成が味を変える
家でラーメンを作ろうとして、スープまでは形になったのに、丼に注いだ一杯がぼんやりした味で終わった——その原因は、ほぼ「かえし」にあります。鶏ガラや豚骨を何時間炊いても、味の輪郭を決めているのはダシではなく、丼の底に落とす数十ccの調味液のほ... -
地域と文化のラーメン
「豚に恋してる」は14か月で消えた二郎系だった|歌舞伎町と蕨に残した券売機コールの遺伝子
「豚に恋してる」という店名を検索して、この記事にたどり着いた方は、おそらく歌舞伎町か蕨で見かけたあの二郎系の看板が気になっているはずです。豚のイラストとポップな店名、券売機で全部済むという噂。行ってみようと思って調べたら情報が古いものば... -
地域と文化のラーメン
新宿の家系ラーメンまとめ|駅チカ4選と「味・麺・脂」で外さない頼み方
新宿で「濃い一杯」を探すとき、真っ先に候補へ挙がるのが家系ラーメンです。ところが西口・南口・小滝橋通りとエリアごとに店が散らばっていて、しかも味の方向性が店ごとにまるで違う。券売機の前で3分固まった経験がある人は、決して少なくないはずです... -
ラーメンの種類と系統
台湾ラーメンとは台湾料理ではなかった|1971年・名古屋の味仙が生んだ激辛麺の全歴史
ラーメン屋のメニューに並ぶ「台湾ラーメン」。名前を素直に読めば台湾からやってきた麺料理のはずですが、台湾へ旅行して現地の食堂でこの名前を探しても、まず見つかりません。それどころか、台湾の一部では同じ料理が「名古屋ラーメン」という別名で認... -
地域と文化のラーメン
六厘舎 名古屋がJR1番線ホームに現れた|入場券160円が要る90日限定つけめん店の全貌
名古屋駅の在来線ホームに、つけめんの行列店が現れました。しかも、店に入るためには「入場券」が要ります。ラーメン店の話をしているのに、いきなり駅のきっぷの話が出てくる——この違和感こそが、今回の主役である六厘舎 JR名古屋駅1番線店の正体です。 ... -
ラーメンの種類と系統
大勝軒の系譜は1948年の丸長から始まった|東池袋・分裂・店舗系統を完全解説
「大勝軒」という看板は、東京はもちろん、青森から沖縄まで全国に散らばっています。ところが実際に暖簾をくぐってみると、麺の太さも、つけ汁の甘さも、店の空気も店ごとに違う。同じ屋号なのになぜここまで差が出るのか、疑問に思ったことはないでしょ... -
スープ・タレ・味の違い
鯛だしラーメンはなぜ澄んでいるのに旨いのか|2015年に始まった専門店ブームと名店6軒
丼をのぞき込むと、そこにあるのはほとんど透明に近い黄金色のスープ。豚骨のような白濁も、家系のような油膜もない。「これ、味あるのかな」と一瞬たじろぐ。ところがレンゲを口に運んだ瞬間、鼻の奥に魚の香りがふわりと立ち上がり、舌の上には想像の三...